古布タペストリー個展 パリからのメッセージ 2001
M 清子 エスパスジャポンにて
初めて海外での個展、期待と不安が交錯し言葉の緊張の中での十四日間だった。
特に印象に残ったのは老若男性の来訪者が実に多かった事、これは日本では考えられない。そして来訪者は時間をかけてとても熱心に作品を見てくれ、会場を去る前に自発的に自身の言葉でその感想を思い思いに寄せてくれた。
この文章が又味わい深い。来訪者は約六百人余、百十一人がメッセージを寄せてくれた。二度三度と若いリピーターも目立った。日本の古布の美と作品のオリジナリティーをパリの人たちに伝える事が出来たのは望外の喜びだった。このメッセージは私の心の宝物である。(日本語訳 小沢君枝氏-パリ在住 エスパスジャポン主宰)
多彩さと繊細さを持つ古布のすばらしいコレクション、そして作家の驚くべきクリエイティブな想像力にブラボー。
日本語で説明して下さりありがとうございました。
日本に滞在したことがあり、また42回も行っておりますが、この展覧会は京都の骨董街(新門前通り)を思い出させます。
たいへん美しい展覧会です。 このようにめずらしくオリジナリティに富んだ展覧会にはなかなか出会えないのが残念ですが、稀にしか見られない隠された美について語ってくれた日本人の友人に感謝します。
Mさんに心より敬意を表します。なんとすばらしい芸術品!形と色彩のなんという探求!芸術家の手によってこそ生まれ変わる美しい布たち。
この分野にあまり通じていない私(僕)のような者でも非常に感動させられます。作品に手をふれられないのは残念であるとともにまた幸いと思います。
ここに展示されている作品の多様さは感動的です。高貴な魂が息づいています。
クリエイターの情熱をともに分かつ事ができたこの瞬間こそ神の恵みと思います。小さなものが偉大な物になり、その美しさが心に直接伝わってきます。M清子様に感謝してます。